令和6年2月15日より、性犯罪などの場合、犯罪被害者の名前などが起訴状、逮捕状等に記載されないことになりました。 いままでは法律上、起訴状、略式命令、逮捕状、勾留状には、原則として、被害者を特定するためにその名前や年齢が […]
「弁護士コラム」の記事一覧
性的姿態撮影等を処罰する新法の適用事案
「盗撮行為等を処罰する新法の施行」で「性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律」(以下「性的姿態撮影等処罰法」といいます。)が制定され、令和5年7月13日 […]
盗撮行為等を処罰する新法の施行
令和5年6月16日、「性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律」(以下「性的姿態撮影等処罰法」といいます。)が成立し、同年7月13日から施行されました。 […]
東京都の迷惑防止条例の改正(相手方の承諾なくGPS機器等に関わる位置情報を取得する行為外)
東京都の迷惑防止条例(正式名称:公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例)が改正され、令和4(2022)年10月1日から施行(しこう:法律の効果が生じること)されました。 改正内容は、①「つきまとい行為 […]
勾留請求却下率の推移2
このHPでは、平成24年(2012年)の「勾留請求却下率の推移」という記事で、「犯罪白書(平成22年版等)によると「勾留請求却下率(検察官が勾留請求した被疑者人員に占める裁判官が勾留請求を却下した人員の比率)の推移は」「 […]
逮捕の種類・やり方、電車内における痴漢(迷惑防止条例違反)の場合の逮捕も解説
逮捕とは、捜査機関又はそれ以外の普通の人が被疑者又は現行犯人の身体の自由を拘束し、引き続き抑留することです。 逮捕の種類としては、通常逮捕、現行犯逮捕・準現行犯逮捕、緊急逮捕があります。 通常逮捕とは、裁判官が発行した逮 […]
被疑者ノートについて
日本では、警察・検察の取調べに、弁護人が立ち会うことはできません。 そこで、取調べの内容を記録するなどのために、考えられたのが被疑者ノートです。 特に黙秘の事件や否認の事件などの委任を受けた弁護人は、被疑者・被告人に、こ […]
電車内の痴漢事件における弁護士の聞取事項
電車内で痴漢事件が発生し、弁護士が被疑者(警察や検察などの捜査機関が犯罪の疑いをかけ,捜査の対象としている者)の弁護人となった場合、被疑者が、否認しているか、認めているかに関わらず、弁護人は、被疑者に接見するなどして、犯 […]